海外口座の開設手順をゼロから解説

海外口座の開設に興味を持ってもアカウントを作るのに何が必要なのか、そしてどのFX業者を利用すれば良いのかは良く分かりませんよね。それにはじめて海外口座を開設する際には開設方法もよく分からないなんてこともあるかもしれません。

そこでこのページでは海外口座の開設手順や良質な海外FX業者の選び方についてまとめてみました。
*なお、仮にあなたが知りたいことが口座の開設方法や業者の選定方法ではなく、おすすめの海外FX業者名でしたらこのページよりも別サイトにあるこちらのページの情報の方がお役に立てるかもしれません。

FX海外口座の人気ランキングページ

少し話が脱線しましたが、このページの目次はこのようになっております。

海外口座の開設は非常に簡単

このページでの冒頭でも触れましたように海外口座の開設手順は基本的には国内口座と変わりません。具体的に行うことというのはこういった手順になります。

  • 口座開設に利用する海外FX業者を選定する
  • その会社の公式サイトの口座開設フォームに足を運ぶ
  • 口座開設フォームにて氏名や住所を登録する
  • 身分証明書を送る

ここで取り上げた4つのプロセスを上から順番に行うだけで自ずと海外口座が手に入ってしまいます。凄く簡単だと思いませんか?

XMのケースで見る開設手順

先ほど紹介した海外口座の開設手順をXMという海外FX業者を利用するケースで具体的に見ていきます。

まずは公式サイトにいく

XMの公式サイトに足を運ぶと緑文字で「口座を開設する」という項目があります。そこでこちらをクリックしてXMの口座開設ページに足を運びます

XMの公式サイト

すると個人情報を入力するページがあるので、各種の登録情報を入力します

個人情報入力

全ての個人情報の入力が終わりましたら、「リアル口座開設」という項目をクリックします

開設決定

すると・・・・その時点で口座開設通知が表示されます

完了通知

この表示がでればXMの公式サイトでの海外口座の開設申請は完了したことになります

確認メールを見る

XMの口座開設手続きが終わるとFX口座開設時に登録したアドレスにメールが来ますのでこちらをクリックします

メールへの通知画像

すると、口座開設の完了通知が来ますので、XMのFX口座の開設が完了したことになります。この一連の流れは数分で終わる上に、XMの場合は審査がないので、口座開設申請を行えばよほどの事がない限りは口座が手に入ります。

もしここまでの内容を読んでXMで海外口座を作ってみたいと思いましたら、こちらのXMの公式サイトをどうぞ。

XMの公式サイトはこちら

マイナンバーの提出は不要

実はXMに限らずほとんど全ての海外FX業者はFX口座を作る際にマイナンバーの提出を求めません。これは口座開設時に必ずマイナンバーの提出を求める国内のFX業者とは大きく異なるポイントになります。

もちろんマイナンバーの提出がいらないからといって身分証明書の提出が不要というわけではありません。それでは何の提出を求めるかというと具体的に求める書類は海外FX業者で変わるのですが、一般的にはこちらの2つとなっております。

  • 写真付きの身分証明書
  • 現住所の確認書類

1の写真付き身分証明書はパスポートや運転免許証が該当します。そして2の現住所確認に関しては水道光熱費の支払履歴などが該当します。

このように身分証明書の提出がなしとはなりませんが、マイナンバーの提出が不要というのは注目に値します。

利用するFX業者を選ぶ際の注意点

ここまでの内容が頭に入れば海外FX口座を開設することは問題なくできます。

ただし、です。1口に海外口座と言っても各海外FX業者の口座で最大レバレッジや取引手数料も異なる以上、利用業者の選定に力を入れることが欠かせません。

そこでこのページの最後に質の高いFXサービスを提供している海外FX業者の5つの条件をまとめてみました。

  • 追証が不要である
  • 最大レバレッジが200倍を超える
  • 日本語に対応している
  • 入金・出金手数料が安い
  • 日本人のトレーダーの利用者が多い

ここで取り上げた5つの条件を満たす海外FX業者でFX口座を開設すれば、思う存分海外FXの持ち味を利用することが出来ます。特に管理人個人としては入金・出金手数料が安いという点が非常に重要になるかと思います。

なぜなら海外のFX口座への入金・出金手数料は国内FX口座への入金・出金時よりも高額になる傾向があります。極端なケースを挙げると、一回あたりの出金手数料を3,000円に設定している会社もあるくらいなのです。

毎回の入出金に3,000円なんていう高額の手数料がかかると困りますよね。そこで手数料という負担を減らすためにも可能であれば開設前に各FX業者の入出金時の手数料を確認することをおすすめします。

ちなみに今回取り上げた良質な海外FX業者に当てはまる5つの条件を満たしている会社の1つとしてBigbossという会社があります。こちらの会社は最近日本人トレーダーの利用者が増えているので、チェックをしてみてもよいかもしれません。

Bigbossの公式サイトはこちら

おすすめの国外業者大特選

おすすめの海外口座大特選

「おすすめの海外口座大特集」

海外口座でFXに挑戦する際に困るのがおすすめの口座はどこの会社のものなのかという点です。どうしても海外のFX業者の情報は日本ではほとんど流れてこない以上、どの会社の海外口座が良いのかを調べるのは簡単ではありません。

そんな一見すると困難を極める海外口座選びにおいてまず外さないやり方はサポートの評判が高い海外業者の海外口座を開設することです。どうして評判が高い会社が良いかというと、海外FX業者の中には日本人向けのサービスがずさんな会社もあるからです。

海外のFX業者からすると日本は営業拠点の1つに過ぎないので、日本人向けのサービスに課題があるのは仕方がなくても利用する側としては困りますよね。そこでこのページでは日本人向けのサポートサービスの手厚さに定評がある海外FX業者の名前とその会社の海外口座の特徴について見ていこうと思います。

評判から見るおすすめ業者3社

まずはじめに今回取り上げる海外FX業者の名前を一覧にしてみました。

  • XM
  • GEMFOREX
  • AXIORY

ここで名前を紹介した海外FX業者の海外口座の特徴については上から順番に見ていきます。

XMの海外口座の魅力

最初に紹介するXMはどんなFX会社なのでしょうか?

この点について考えるためにもXMの公式サイトに記載されているXMの海外口座の主な持ち味を一覧にしてみました。

  • レバレッジは888倍まで使える
  • 16種類の取引プラットフォームがある
  • FX口座内のマイナス残高をゼロにしてくれる
  • 原則として約定拒否をしない
  • 手数料がかからない
  • リクオート無しの即時執行対応
  • 30以上の言語でサポート対応

ここで一覧にした内容を簡単にまとめるとこんな感じになります。

最大で888倍までレバレッジが使えて、約定拒否はなく、手数料もかからず、巨額の損失を出してもFX口座の残高がマイナスになることは絶対にない。

これってなかなか条件が良い海外口座だと思いませんか。

特に相場が荒れて巨額の損失を出しても口座残高がマイナスにならないのは心強いです。それにXMが提供している30以上の言語によるサポートの中には日本語も含まれております。これは日本人のトレーダーからの評判が非常に高いです。

こういった日本人のトレーダーにとって都合の良い条件を多数出しているためにXMの海外口座は全海外FX業者の海外口座の中で最も日本人に利用されています。XMは日本人向けのサービスを提供している海外FX業者である以上、海外口座を探しているのでしたらXMの海外口座に目を付けるのは理に適った選択と言えます。

GEMFOREXのトレードサービス

次に取り上げるのはGEMOFOREXというFX会社の海外口座です。XMと同様にこのGEMFOREXの海外口座の特徴を考えるために現在GEMOFOREXの公式サイトで記載されている同社の海外口座の主な持ち味をまとめてみました。

  • 最大で1000倍のレバレッジを使える
  • 自動売買ソフトを無料で提供している
  • 口座開設はたったの3分で完了する
  • 新規口座開設者に1万ポイントを配布
  • サポートサービスは日本語にも対応

この中で特に際立つのがやはり最大で1,000倍のレバレッジを使えることです。国内のFX業者の中には当然1,000倍のレバレッジを提供している会社は皆無なことを考えるとこのレバレッジ選択の幅は注目せざるを得ません。

海外FX業者にも関わらずサポートスタッフのメンバーは日本語も話せるので、各種のサポートを日本語で受けられる点も注目に値します。日本語サポートと最大レバレッジを考えるとGEMFOREXの海外口座はFXでハイレバレッジを利用することに興味がある日本人に最適な海外口座と言っても過言ではありません。

AXIORY

最後に取り上げるおすすめの海外FX業者はAXIORY(アキシオリー)です。どうしてこのAXIORYというFX会社の海外口座をおすすめするかというとAXIORYの海外口座にはこのようなサービスがあるからです。

  • 海外業者には珍しい信託分離の提供
  • 海外FX業者随一の低スプレッド環境
  • 日本語に対応したサポートサービス
  • FX口座のマイナス残高を切るゼロカット制度

ここにあるようにとAXIORY(アキシオリー)は他の海外FX業者が提供していない信託分離制度を日本人の口座開設者に提供しています。それにスプレッドに関しては、多くの海外FX業者が国内業者の2~3倍に設定している中でAXIORYの海外口座は国内FX業者の1.3倍の水準となっております。

信託保全、低スプレッドという国内のFX業者が提供するサービスをほぼ完全に提供している以上、AXIORY(アキシオリー)は国内FX業者に限りなく近い海外FX業者と言えます。

海外FX業者の比較基準

正直話、今回取り上げた3社の中でどの海外FX業者を利用するのがベストなのかは個々人が何を基準に海外口座の開設業者を選ぶか次第です。

とはいえ、これではどのFX業者の海外口座を選ぶのがベストなのか分からないですよね。そこでここからはおすすめの海外口座を探す際に多くのトレーダーがチェックする4つの項目について見ていこうと思います。

主な4つの基本項目とは?

まずは今回取り上げる4つの基本項目を一覧にしてみました。

  • 最大レバレッジ
  • スプレッド
  • 出金手数料の有無
  • キャンペーン

正直な話、この中のどれをあなたが重視するかであなたに最もおすすめの海外口座は大きく変わります。そのためにもここで取り上げた海外口座を選ぶ際に多くのトレーダーがチェックする4つの指標の簡易詳細について1つずつ見ていきます。

最大レバレッジ

各海外口座の最大レバレッジには大きな差があります。この前提があっての話ですが、一般的には800倍を超えるレバレッジを提供している海外FX業者は超ハイレバレッジ提供業者と言われます。

そこで最大レバレッジ重視で海外口座を選ぶのでしたら800倍のレバレッジを提供しているかどうかで利用業者を選別することをおすすめします。ちなみに最大レバレッジという1点だけで選ぶのでしたらFBSという海外FX業者の海外口座が最適です。

なぜかと言いますとFBSの海外口座でしたら最大で3,000倍のレバレッジを利用することが出来ます。この3,000倍というのは管理人が知る限り現在FXで利用できる最大レバレッジである以上、ハイレバレッジ目当てで海外口座を使うのでしたら最高の環境になります。

FBSの海外口座に興味があるのでしたら公式サイトに目を通すことをおすすめします。

FBSの海外口座の詳細はこちら

スプレッド

スプレッドについては海外のFX業者は正直国内の業者の2倍~3倍の水準になっているので基本的狭くするのは難しいです。

この前提があったうえでスプレッドが狭い海外口座をお探しでしたら米ドル・円が1pipを切る会社で絞り込むことをおすすめします。円・米ドルが1pipを切る海外口座は明らかに超低スプレッドの海外口座なのでスプレッド重視のトレーダーにおすすめの海外口座になります。

出金手数料の有無

レバレッジやスプレッドと同様に各海外FX業者で出金手数料の金額は大きく変わります。

しかもこればっかりは各FX業者のポリシー次第であり、1回の出金ごとに数千円の手数料を取る会社もあれば、月に何度出金しても無料なんていう良心的な会社もあります。各社で出金手数料のポリシーはバラバラですが、出金手数料をベースに利用業者を選択するのでしたら出金手数料がゼロ円の会社を選ぶことをおすすめします。

キャンペーン

最後に取り上げるのはキャンペーン特典の質と量です。

こちらに関しても他の3つと同様に各社ばらばらであり、キャンペーン自体を提供していない会社もあれば、FX口座に入金するたびに入金額を還元する会社もあります。そこでもしあなたがキャンペーンの手厚い海外口座を希望するのでしたら、海外口座に入金する度にキャッシュバックを提供するFX会社を探してみることをおすすめします。

国外口座の4つのメリットとは?

FXで海外口座を利用する4つのメリット

海外口座と国内のFX口座の違いは何であり、どちらを利用するのがメリットがあるのか気にならないでしょうか?

実は両者の特性を比較すると海外口座の方が明らかに優れた点がいくつもあります。例えば海外口座は国内のFX口座よりも最大レバレッジが高いですし、損失リスクに関しても低く収まります。

その他にも決済漏れのリスクが低かったり、初回入金額が少くて済むといったメリットも見受けられます。もちろんこの話を聞いても実際にそれぞれのポイントが国内FXとどう違うのか比較してみないと本当にメリットがあるのかわからないですよね。

そこで今回は国内FXと比較した上で特に際立つ海外FX口座の4つの持ち味について特集してみることにしました。

FXで格段に稼ぐチャンスがある

まず最初に紹介する海外口座のメリットは国内のFX口座と比較して格段に稼げることです。どうして海外口座は国内のFX口座よりも格段に稼げるかというと利用できる最大レバレッジが国内のFX口座よりも格段に広いからです。

最大レバレッジが20倍違う

現に海外口座と国内のFX口座の最大レバレッジを比較すると基本的に20倍前後異なります。このことをご理解いただくために標準的な海外FX業者と通常の国内FX業者が定めている最大レバレッジを比べてみます。

国内業者 海外業者
25倍 500倍

ここにあるように両者の間では20倍もの差がありますよね。

最大レートの差はチャンスの差

この見出しにあるように最大レバレッジの差はそのまま稼ぐチャンスの差に繋がります。

なぜなら最大レバレッジが25倍に定められている国内FXではどのFX業者を利用しようと元手の25倍に相当する規模のトレードしか行えません。その一方で300倍を超えるレバレッジが使える海外口座の場合は少なくとも元手の300倍の規模のトレードを行うことが出来るのです。

利用できるレバレッジレートの上限には大きな差がある以上、利益狙いでFXに取り組むのでしたら海外口座を利用するメリットは非常に大きいです。

海外口座は借金の心配がない

2つ目の海外口座を利用するメリットは損失リスクの低さです。実は海外口座の場合、FX口座の残高がマイナスになってもそのマイナス金額の弁済をトレーダーが負うことはありません。

例えばあなたが5万円の元手でFXに挑戦し、10万円の損失を出したとします。この場合、本来ならば元手と損失額の差額の5万円は弁済しなくてはいけません。

この追加弁済がFXの一番怖いことです。それが海外口座の場合は5万円のロスは業者が負担してくれます。

これはトレーダー側に凄く大きなメリットがありますよね。口座の残高以上の損失が発生すると必ず不足分の追加入金が求められる国内口座と比較すると海外口座の条件は非常に優しいと思えるのではないでしょうか。

この借金を背負うリスクがゼロというのは海外口座の大きなメリットと言えるでしょう。

決済漏れの問題が一切ない

実は国内のFX口座の場合、トレーダーのアクセスが集中する時間帯や相場の変動が激しい時にはしばしば決済が滑ることがあります。その結果として指値を指定しても買えない、売れない、といった状況が起き、涙を流すトレーダーも出てきます。

その一方で海外口座の場合、国内口座よりも優秀なサーバーに繋がっていることが多いので、約定漏れのリスクが低いです。しかも、海外口座の中には約定保証という、決済処理を保証しているタイプのものもあります。

この約定保証のメリットはトレーダーが指定した金額で必ず決済が行われることです。その結果として決済が出来ずに巨額の損失が発生したり、稼ぐチャンスを失うという問題は発生しません

約定漏れという事態が発生するリスクが限りなく低い点は海外口座の大きなメリットと言えるでしょう。

少額からFXに挑戦できる

4つ目に取り上げる海外口座のメリットは初期入金額が少なく収まる点です。現に標準的な海外FX業者と標準的な国内のFX業者が初回の入金額として定めている額にはこのような違いがあります。

国内業者 海外業者
10万円前後 1万円前後

ここにあるように海外業者の提供するFX口座でFXに取り組めば国内口座の10分の1の初期資金で済みます。初期資金額が低いに越したことがない以上、国内口座の10分の1の金額でFXに取り組めるのは海外口座の大きなメリットと言えます。

おすすめはXMの海外口座

このページではここまで国内口座と比較した上で際立つ海外口座の4つのメリットについてみてきました。この4つのメリットについては改めて振り返ってみます。

  • FXで格段に稼ぐチャンスが大きい
  • 借金リスクが基本的にゼロ
  • 決済漏れを気にしなくて済む
  • 少額からFXに挑戦できる

こういった4つのメリットがある以上、海外口座でFXに挑戦することを検討する価値は十分にあるかと思います。そこで最後に海外業者の中で特におすすめのFX業者を1社紹介しようと思います。

XMの魅力とは?

今回紹介する海外業者はこの見出しにあるXMという会社です。

このXMは日本で営業活動を行ってくる海外業者の中で最も知名度があるという特徴があります。そんな知名度に定評があるXMはこのようなサービスを提供しております

  • 888倍のレバレッジ提供
  • 日本語サポート
  • 約定保障の提供
  • 追証を一切求めない
  • 1万円以下からFXに取り組める
  • 口座開設にマイナンバー場不要

どれもトレーダー側にとって非常にメリットがある条件です。XMほど良心的な海外業者は管理人は知らないので、海外口座でFXに取り組むことにメリットを感じましたらXMの海外口座を開設するメリットは十分にあります。

ちなみにXMの海外口座の開設にはマイナンバーが不要なうえ、最短で即日で作ることができます。口座開設の簡単さにおいても大きなメリットがある以上、はじめて海外口座を開設する人には機能の面でも開設しやすさの面でもメリットが大きいです。

海外FXのデメリットと利用リスクとは?

「海外口座の問題点を徹底検証」

「海外口座の利用にデメリットはないのかな?」
「国内のFX口座とどっちがよいのかな?」

こんな疑問をお持ちではないでしょうか?

正直海外口座って国内のFX口座よりも最大レバレッジが高いので、リスクやデメリットが気になりますよね。特に損失リスクは大丈夫なのか、FX業者の所在地が海外にあることに対して何らかのデメリットがあるのでは?なんてことにも気になるかもしれません。

そこで今回は一般的には海外口座にはどんなデメリットがあると言われているのか、国内のFX口座とは何が違うのかに一緒に考えていこうと思います。

よく言われる海外口座の問題点

インターネットなどで海外口座のデメリットを調べると色々な情報が出てきます。そこでここでは一般的によく言われる海外口座の問題点にはどんなものがあり、それぞれの問題点は本当に問題なのかについて考えていきます。

その一環としてまずはよく取り上げられる海外口座の4つの問題点を一覧にしてみました。

  • 日本語が使えない
  • 出金処理が面倒である
  • スプレッドが広い
  • 信託保全がない

この4つを見る限り、海外口座でFXに取り組むことはかなりデメリットがあるように思えます。特に日本語が使えないなんて困るかもしれませんがご安心を。

実は現在では7割~8割程度の海外FX業者は日本語のサポートを提供しているので、英語が喋れない人でも問題なく利用できます。そして日本語への非対応以外の3点に関してもスプレッド以外は特に問題がありません。

なぜなら主要な海外FX業者はワンクリックで出金処理ができる上に信託保全も提供している会社が増えているからです。要するに「日本語に非対応」、「出金処理が面倒」、「信託保全」がないという海外口座のデメリットは利用する口座を選べば解決できます。

唯一スプレッドが課題

ただし、この見出しにあるように海外口座のスプレッドの広さは正直海外口座のデメリットになります。

なぜなら海外口座と国内のFX口座では標準スプレッドが2.5倍程度異なるからです。例えば国内FXではせいぜい0.6pip程度しかかからない円・米ドルのスプレッドは海外FXではその2.5倍の2pip程度がかかってしまいます。

なのでFXに取り組むたびに発生するスプレッドという点は海外口座を利用することはデメリットがあることは否めません。この海外口座はスプレッドが広いという点は頭に入れておいた方が良いかもしれません。

損失リスクは国内口座よりも低い

海外口座は国内のFX口座よりも最大レバレッジが高い分、損失リスクの高さが懸念されます。

確かに一見すると最大レバレッジが25倍の国内のFX口座と500倍クラスのレバレッジを問題なく使える海外口座を比較すると海外口座の方がリスクが高そうです。

ですが、海外口座の実態を考えると海外のFX口座は国内のFX口座よりもはるかに損失リスクが小さいです。その理由としましては海外口座は国内のFX口座と違って、どんなに大きな損失が発生しても追証」が発生しないからです。

追証とは?

そもそも「追証」って何かというとFX口座の残高が不足した時に証拠金を増やすことです。例えばトレードで大きな損失を出し、FX口座の残高がマイナス10万円になった場合、口座残高のマイナスを消すために10万円の入金が必要になります。

この10万円のことを「10万円の追証」と言います。この追証は国内FXでは必ず支払わなくてはいけないのですが、海外口座の場合は追証の請求は引き起りません。

その代わりに残高が0円を下回った時点で自動的に残高が0円に戻ります。要するにどんなに大きな損失を出してもFX口座の残高が0円を下回ることがないのです。

何かあれば追証が発生する国内FXと何が起きても追証が発生しない海外口座。当然ながら損失リスクに関しては海外口座の方が断然低いですよね。なので一般的に言われている海外口座はリスクが高いというのは完全な誤解なのです。

デメリット以上のメリットがある

海外口座にはデメリットがいくつかあるのは事実ですが、複数のポイントを考慮すると国内口座よりもはるかに使いやすいです。

特に際立つポイントになるのがFXで怖い追証が発生しないというのが一番大きなメリットになります。どんなに大きな損失を出しても追証というデメリットが発生しない以上、高いレバレッジを最小限のリスクで利用することができてしまうのです。

このメリットを考えると他の小さなデメリットはあまり気にならないのではないでしょうか?

繰り返しになりますが、海外口座にはデメリットがいくつかあるのは事実ですが、リスク・リターンの観点からすると利用しないのはもったいないです。そこでもしあなたがFXで結果を出したいのでしたら多少のデメリットに目をつむってでも海外口座を利用する価値があります。

おすすめは海外業者はXM

先ほど取り上げたようにFXの世界では海外口座を使わないこと自体がデメリットです。ただし、一口に海外口座と言ってもどのFX業者のものを使うかで最大レバレッジも出金手数料も違うので、利用業者には慎重になりたいものです。

そこで最後に管理人がいちおしの海外FX業者を簡単に紹介しようと思います。その業者の名前はXMです。どうしてXMの利用をおすすめするかというXMは日本人のトレーダーに最も利用されている海外FX業者だからです。

そんなXMにはこういった特徴があります。

日本語のサポートがある
証拠金の追加入金の請求がない
最大レバレッジが888倍
取引手数料が無料

ここで取り上げた5つの中で特に注目に値するのが日本語のサポートと最大レバレッジです。

日本語によるサポートに関してはXMには日本語に堪能なスタッフが在籍している以上、日本語対応サポートの整備にはかなり力を入れていると言えます。そして肝心のレバレッジには関しては888倍と海外FX業者の中でもトップクラスなので、海外FX最大の魅力であるハイレバという持ち味を存分に活用できます。

まさに海外FXに興味があるトレーダーにとって最高のトレード環境と言えます。

海外業者が採用する税金制度と確定申告の手順

  • 「海外口座の税金ってどうなっているの?」
  • 「海外FXの税金制度って国内口座と一緒なのかな?」

いざ海外口座でFXに取り組もうにも海外口座に課される税金制度や税率、そして確定申告を自分でしなくてはいけないのか?

こういったことが分からないと本当に海外口座でFXに取り組んでいいのかわからないですよね。

実は今あなたが興味を持っている海外のFX口座は国内のFX口座と税金制度も税率も確定申告の手順も全くの別物。つまりもしあなたが海外口座でFXに取り組む予定があるのでしたら例えFX経験があったとしても税金制度についてはゼロから学ぶ必要があります。

とはいえ、税金制度や確定申告の手順を自分で調べるのは大変だと思います。そこでこのコンテンツでは海外FX経験が2年になる当サイトの管理人が海外FXに課される税金制度や発生利益ごとの税率、確定申告の手順についてまとめてみました。

国内口座と海外口座の税金制度は違う

この見出しにあるように海外口座と国内のFX口座では課されている税金制度と税率が全く異なります。

まず後者の国内のFX口座の話になりますが、こちらはFXで発生した利益に20.315%が一律で課される分離課税という制度が適応されます。例えばあなたFXで1000万円の利益を出した場合の税金額は1,000万円に該当税率をかけた23万5千円です。

それが前者の海外口座の場合、総合課税という制度が採用されており、課される税率はFXで発生した利益額で変わります。この海外口座で課されている総合課税はどんなものであり、FXで発生する利益額に応じて海外口座の税金レートがどう変わるのか?

この点についてこれから見ていきます。

海外口座が採用する総合課税とは?

「海外口座が採用する総合課税とは何か?」を説明するとFXだけではなく、他の所得と合算した金額で税金額が計算される課税制度のことを指します。この海外口座に適応される総合課税の計算式に関してはこのようになっております。

(課税対象所得の合算金額)×(合算金額に該当する税率)

まず左の課税対象所得というのは、海外口座を使ってのFXで発生した利益額に加えて会社でのお給料である給与所得。そして他に事業を営んでいる場合の事業所得や不動産の売買で生じる不動産所得等が該当します。

右側の合算金額に該当する税率というのは、課税対象所得に課される税率です。

総所得がいくらなら、税金のレートは何%になるのか?といったことに関しては税務署の公式サイトに目を通していただきたいのですが、税金のレートは課税対象所得額に応じて大きく変わります。

現に一番低い税率が課される所得の場合、課税対象になる所得税の税金レートは5%ですが、一番高い税率が課されるケースですと45%。

総合課税を採用している海外口座を利用する場合の税金レートというのはあなたの総所得額次第で大きく変わるのです。課税所得金額に応じてどの程度の税金レートが課されるのか気になりましたらこちらの国税局の公式サイトが参考になるはずです。

税務署の公式サイトはこちら

確定申告の方法も異なる

次に海外口座でFXに取り組んだ際の税金の申告手順について見ていきます。

この申告手順に関しても税金の課税レートと同様に国内のFX口座と海外口座では大きく異なります。先ほど紹介したように海外口座は総合課税が採用されている以上、税金の申告をする際にはこちらの全ての項目を明らかにする必要があります。

  • 課税対象項目のFX以外の所得額
  • 損益通算や配当控除の対象になる金額
  • 海外口座で発生した総収益

この3つがあってはじめて課される税金のレートが決まる以上、海外口座でFXに取り組んで発生した利益を申告する際にはまずはこの3点を正確に把握することが欠かせません。

税務申告の手順

先ほど取り上げた総合課税の課税対象所得の計算に欠かせないこちらの3つの項目を取り上げたと思います。

  • 課税対象項目のFX以外の所得額
  • 損益通算や配当控除の対象になる金額
  • 海外口座で発生したFX関連の総収益

この3つの各項目の該当金額が決まり、課税対象所得が決まった後の申告手順について簡単に紹介します。税金の申告手順というのはとてもシンプルであり、先ほど取り上げた各項目を確定申告用の用紙に記載し、それを税務署に届けるだけです。

確定申告用の書類に関しましては国税局の公式サイトからのダウンロードや国税局に足を運べば手に入ります。「用紙を手に入れ」、「記載が必要な項目に数字を記入し」、「不備を確かめた上で税務署に届ける」という3つが海外口座の税金申告で必要な手続きです。

ここまで海外口座でFXに取り組んだ際の税金の申告方法の概要を紹介してきましたが、いかがでしょうか。今回取り上げた海外口座周りの税金制度の中で不明な点は税務署に電話や足を運んで質問をすれば回答してもらえますので、必要に応じて税務署に連絡を取るとよいでしょう。